建物を地面から切り離して地震の揺れを建物に入れない
免震構法
 



建物の下に免震装置を設置して、大地震時の激しい揺れを1/3〜1/4に軽減する構法です。この装置は特殊な構造の積層ゴムなどによって出来ており、建物の重量をしっかりと支える一方で、揺れ方をゆっくりとしたものに変え、しかも建物に入ってくる地震のエネルギーを吸収する役割を果たしています


アイソレータ
アイソレータはゴムと鉄板のサンドイッチ構造になっています。この構造が、鉛直方向には丈夫で、水平方向には柔らかく滑らかに動く秘密です。大地震を想定した大きな変形にも耐えられることを実験で確認しています。

ダンパー
揺れを吸収するためにダンパーを設置します。鉛ダンパーは中小地震に、鋼棒ダンパーは大地震時に効果を発揮します。




  • 大地震(震度X以上)の際に建物の揺れを約1/3〜1/4に軽減します。
  • 比較的小さい地震(震度V程度)にも免震効果を発揮します。
  • 大地震後にも交換の必要がなく、余震に対しても安全です。
  • 強風時の建物の揺れが小さく、建物内部の人に不安感を与えません。
  • 免震装置は建物とほぼ同等の耐久性(60年以上)があります。



  • 住宅、一般事務所、病院、保健施設
  • 防災施設、通信施設、行政施設
  • 先端産業施設、美術館、博物館
  • 各種工場、危険物貯蔵庫等



  • 飛島建設技術研究所風洞実験棟 RC3階建て(スーパー高減衰積層ゴム8基)【既存免震】
  • RC造9階建て共同住宅(鉛プラグ入り積層ゴム28基,積層ゴム2基)
  • RC造13階建て共同住宅(天然積層ゴム18基,鋼棒ダンパー6個,鉛ダンパー6個)
  • RC造13階建て共同住宅(天然積層ゴム28基,鋼棒ダンパー10個,鉛ダンパー10個)
  • RC造14階建て共同住宅(天然積層ゴム23基,鋼棒ダンパー18個,鉛ダンパー13個)【施工のみ】

Keyword 免震構造 耐震構造 制震構造 制振構造 アイソレータ ダンパー
関連資料
関連技術 MEP3 トグル制震構法
関連論文