副産物有効利用による次世代のソリューション
次世代型吸遮音パネル
ゴミ溶融スラグ、石炭灰(クリンカアッシュ)等の産業副産物を活用し、環境循環型社会に対応



概要
次世代型吸遮音パネルは、主要材料に有害物質の溶出などがなく二次使用が可能な溶融スラグや石炭灰(クリンカアッシュ)などの産業副産物を用いた、循環型社会に対応したコンクリート系吸遮音材です。  物性値の変動を伴う副産物に対し、それらを分析して配合調製を行うことで、多くの副産物に対して、分級などの二次加工を行うこと無しに、直接利用することを可能にしました。(本社プレスリリース http://www.tobishima.co.jp/news/news070116.htm より)


次世代型吸遮音パネル 設置イメージ図


粒度分析変動を伴う場合の配合設計

従来の一般的な配合設計
コンクリート二次製品工場での製造試験事例

(1)使用する産業副産物「石炭灰(クリンカアッシュ)」を工場に搬入

(2)産業副産物/石炭灰(クリンカアッシュ)/を事前にミキサで混錬、その後に算定した配合のプレミックスセメントと水を加えて再度混錬

(3)パネル整形用の型を成型機にセットし、所定容量の材料を投入し成型

(4)成型後に即時脱型養生

技術研究所音響実験棟にて、様々な音響性能の確認試験を実施

吸音率測定例

特長
  • 粒度分布が安定しない(ばらつく)産業副産物を、分級などの二次加工を行うこと無しにそのまま使用可能。
  • 各地域における多くの副産物(廃瓦・陶器・ガラス、ゴミ溶融スラグなど)にも対応可能。
  • 製造には、必ずしも特別な装置は必要でなく、利用場所の近郊(産業副産物排出事業所や建設工事現場)にて簡易製造設備を用いたオンサイト製造が可能。
  • 材料調達→製品製造→設置使用に係る資材・製品の移動距離を短縮できることにより、材料・流通コストの低減可能」という新しい環境保全対策を可能。
  • パネルの厚さと製造条件(設計空隙率、配合)の組み合わせにより、吸音性能と強度をコントロール可能。
  • 製品の廃棄は主要材料である産業副産物と同様。粉砕し汚れを落としセメント分・細骨材に分類することにより、再利用が可能。



主な適用範囲
  • 道路、鉄道、工場脇の吸遮音パネル
  • 鉄道軌道スラブ面用吸音パネル
  • 低層吸遮音壁
  • 統一型吸遮音壁のリサイクル(外装板を再利用,パネルと一体化)


Keyword  吸音材 反射音低減 吸音パネル 低層吸遮音壁 リニューアル 副産物有効利用
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関連技術 吹付型吸音工法
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