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■ 浦安市が管理する施設を利用した液状化対策工法の実証実験を公開しニュースリリースしました。
  −新工法「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法」の検証−

◆概要
 飛島建設株式会社、兼松日産農林株式会社、昭和マテリアル株式会社の3社は、千葉県浦安市舞浜の浦安市運動
公園内で実施中の「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法」の実証実験を、2012年6月1日と2日の2日間にわ
たって関係者および一般市民に公開しました。
 本実証実験は、千葉県浦安市(松崎秀樹市長)が民間事業者を対象に公募した「浦安市が管理する施設を利用し
た液状化対策工法の実証実験」に、飛島建設株式会社が上記3社の代表者として本工法を提案し高評価で選定され、
2012年4月に開始したものです。
 6月1日、2日の関係者向けの公開実験には、大学、官公庁、民間会社などから300名以上の方に、6月2日の一般市
民向けの公開実験には約30名の方にご来場いただきました。本工法の説明会と丸太打設状況の見学会の後、活発な
意見交換があり、木材を用いた液状化対策および地球温暖化防止対策への関心と期待の高さがうかがえました。
 本実証実験では、実際の地盤での実施工が可能で、小型の施工機械で低振動・低騒音の施工が可能であることが
実証されました。3社は今後、地中に丸太を打設することによる液状化対策効果、カーボンストック効果について
追加実験などを行い検証し、本工法の実用化を図っていきます。


本件に関するリンクはこちら。
 ・ニュースリリース
 ・木材による地中カーボンストック
 ・「液状化対策&カーボンストック工法」の概要(PDF:2,131KByte)
 ・木材を活用した製品一覧

  
    


写真-1 開会挨拶
(飛島建設(株) 安藤保雄 取締役兼専務執行役員・
建設事業本部長)

写真-2 工法概要説明
(飛島建設(株) 三輪滋 執行役員・技術研究所長)



写真-3 実験・調査結果説明
(飛島建設(株) 沼田淳紀 技術研究所主席研究員)

写真-4 施工方法説明
(兼松日産農林(株) 水谷羊介 ジオテック事業部技術部長)

◆2012年6月1日(金)公開実験(関係者対象) 説明会に先立ち、飛島建設の安藤保雄 取締役兼専務執行役員・建設事業本部長より、「丸太打設液状化対策& カーボンストック工法」の概要説明、および、「実証実験場所をご提供いただいた浦安市様に御礼申し上げる。 ご来場いただいた皆さまに、忌憚のないご意見を聞かせてほしい。」との挨拶がありました。  説明会では、説明に立った飛島建設の三輪滋 執行役員・技術研究所長が、「丸太を使って液状化対策をする と同時に、CO2を地中に貯蔵する本工法は、地震防災と地球温暖化防止を同時に達成する工法であり、安全・安 心な社会の構築に貢献できる。」と本工法の概要を説明しました。引き続き、飛島建設の沼田淳紀 技術研究所主 席研究員が、「2011年3月11日の地震で液状化したとみられる液状化層に対して、本工法によって密度増大効果が 得られている。」と、ここまでに得られた実験・調査結果を速報として説明しました。  見学会では、実際に丸太打設状況を見学していただき、兼松日産農林の水谷羊介 ジオテック事業部技術部長が、 「ご覧のとおり、小型の施工機械で低振動・低騒音の丸太打設を数分間で行うことができ、中小規模・狭隘地な ど大型重機で施工できないような市街地での施工性に優れている。」との説明がありました。  見学会に続き、福井工業高等専門学校の吉田雅穂 環境都市工学科地震防災研究室教授より、「東日本大震災で 大規模な液状化被害に見舞われたこの浦安市では、まだ被害の爪あとが残っており、液状化被害をより効果的・ 経済的に軽減する工法が望まれている。丸太を用いた液状化対策工法の実地盤での検証は初めてであり、効果が あることがわかりうれしく思っている。さらに技術開発を進め、国内・国外に本工法が多数使われることを願っ ている。」との講評をいただきました。  最後に兼松日産農林の阿部信明 取締役・ジオテック事業部統轄補佐より、「本工法は木材を利用するのが大き な特色である。日本にある資源を有効に活用し、低炭素社会と地域活性化の実現のためにも、皆さまよりご助言、 ご意見をいただき、この開発を成功させたい。」との閉会の挨拶がありました。 ◆2012年6月1日(金)意見交換会  公開実験終了後、近くのホテルに移動し、約100名の皆さまにご参加いただいて、意見交換会を開催しました。 はじめに、飛島建設の中込康博 顧問より、「本日は官学産より、300名を超える方に公開実験にご来場いただいた。 今後も皆さまよりご指導、ご鞭撻を賜り、本工法の実用化に結び付けたい。」との挨拶がありました。  続いて、服部順昭 日本木材学会会長/東京農工大学大学院農学研究院環境資源物質科学部門教授より、「丸太 打設液状化対策&カーボンストック工法は、カーボンストック効果(貯蔵効果)はもちろんだが、コンクリートや 鋼材を木材に代替することによる環境影響の低減効果が大きいと思われる。本工法が実用化され、木材利用、特に 間伐材の利用が拡大されることを期待している。」とのご挨拶をいただきました。そして意見交換会の最後に、昭 和マテリアルの小杉昌W 代表取締役専務より、「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法の開発では、地震 防災とともに木材利用の拡大のためにも重要な使命を担っており、これからが大切であると感じている。今後もさ らなる検討を重ね、本工法の完成を目指す。」との閉会の挨拶がありました。 ◆2012年6月2日(土)公開実験(一般市民対象)  6月2日には、浦安市をはじめ、千葉県、東京都、埼玉県より約30名の市民の方が参加され、本工法の説明と丸太打 設状況の見学をしていただきました。  説明会・見学会終了後には、液状化の被害にあわれて建て替えを真剣にお考え中の浦安市民の方から、他工法との 違いや丸太の耐久性、コストなどの質問が相次ぎ、活発な質疑応答が行われ、予定時刻を大幅に超えて公開実験を終 了しました。


写真-5 活発な質疑応答の様子
写真-6 福井工業高等専門学校 吉田雅穂教授による講評


写真-7 閉会挨拶
(兼松日産農林(株) 阿部信明取締役・
ジオテック事業部統轄補佐)

写真-8 意見交換会挨拶
(飛島建設(株) 中込康博 顧問)



写真-9 服部順昭 日本木材学会会長/
東京農工大学大学院教授のご挨拶

写真-10 意見交換会閉会挨拶
(昭和マテリアル(株) 小杉昌W 代表取締役専務)



写真-11 施工方法を真剣に見つめる市民の皆さん
写真-12 液状化対策をお考えの浦安市民の方との
質疑応答の様子

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